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氷川丸は昭和5年(1930年)、日本郵船のシアトル航路就航船として、多くの人々の期待のもと、横浜の三菱造船所にて建造されました。

第二次大戦勃発後は病院船として、戦後は兵員の帰還輸送船として姿を変え、その時代時代を力強く生き抜いてきました。そして昭和27年のサンフランシスコ講和条約発効により、再びシアトル航路に就航、北太平洋の貴婦人としてその勇姿を復活させました。

そんな氷川丸も、昭和35年には貨客船としてその使命を終え、スクラップされその生涯を終えようとしましたが、翌昭和36年の横浜開港100周年メモリアルとして、山下公園前に係留されることとなり、一般の方々が見学できる観光船として、再び新たな人生を歩み始めました。
そして平成15年(2003年)11月4日、横浜市指定文化財に認定、平成28年(2016年)8月17日、国の重要文化財に指定されました。
氷川丸は、そんな戦前の日本の客船を代表するもので、世界でも現存する最も歴史的価値ある船舶です。

現在運航されている船舶は、溶接によりブロック建造されており、昭和初期のリベットで鋼材を一枚一枚張り合わせると言う工法で建造された氷川丸の船体維持については、船乗りとしての豊富な経験と知識が必要で、それらを有する海技者が、その技術の粋をつくして日々の船体維持業務を遂行しております。

また、この様な船体維持業務はもとより、一般見学者の安全確保、定期検査受験等、フローティングシップの管理業務を幅広く行っております。
文化財としては基より当社はこの歴史的価値のある船舶を後世に残すべく船舶保全・維持管理を通して社会貢献するとともに、他の係留船(フローティングシップ)維持についても氷川丸のノウハウを活かしてまいります。